新亜光学工業株式会社のIRフィルターの特徴

IRフィルターは案外身近な製品に使われています

カメラの初期機能についている事もあります

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ゼラチンフィルターとガラスフィルター

現在のようにデジタルカメラが無かった時代は、ゼラチン質から出来たIRフィルターを直接レンズに貼り付けて使用していた事もあったようです。ただ、それでは使い勝手が悪いという事もあり、IRフィルター専用のレンズをカメラにもう一枚つけて赤外線写真を撮る時代も長くありました。
今でも、一部カメラの愛好家の間ではわざわざガラスで出来たIRフィルターを挟んだものをレンズに装着し撮影をしているそうです。
IRフィルターが進化を遂げた理由は主に戦争によるものです。灯りのない暗い中で、敵がどこにいるのかを把握するためにIRフィルターもカメラの機能自体も各段に進化を遂げました。
現在ではIRフィルターを使用する目的の一つに、暗闇に隠れる犯罪者をみつける「防犯カメラ」に利用されているので、人は昔から暗闇に何かが潜んでいることを恐れていたのかもしれませんね。

防犯カメラに大活躍のIRフィルター

防犯カメラやインターホンのカメラ。昼間は可視光での映像を見る事が出来ますが夜になると被写体を撮影をするためには光が必要になります。写真では暗闇を写すために「フラッシュ」を焚いて光を作り出し、光を取り込んで撮影をすることが出来ます。しかし、防犯カメラではずっと光をつけておくことは出来ません。何故なら、光があるようなところで犯罪を犯す犯罪者は少ないからです。多くの犯罪者は暗闇に紛れて犯罪を犯そうとします。
そこで暗闇でも赤外線の放つ電磁波を拾い、常に外の様子を見る事が出来る赤外線カメラが非常に大活躍するのです。
他の用途としては、野生の動物を観察する時などにも使われています。テレビなどでよく見る夜の動物を撮影した映像は、IRフィルターを通して撮影されているものです。